最近読んだ「カラダにいいこと大全」という本。
題名の通り 健康的なカラダづくりの役立つ情報が紹介されているのですが、
そのなかでも特に興味を持ったのが、最高純度のワセリン 日興リカの『サンホワイトP-1』。
ざっくり どんなものかというと・・・
保湿剤として、 “乾燥性敏感肌” に最適
「顔」だけでなく、「全身」に使える
ほとんど副作用が無く、「アトピー肌」「赤ちゃん」に使えるほど やさしい
などと、とても魅力的。
年齢と共に 肌がピリピリするようになったので、まさに自分にぴったりだと感じ 購入しました。
日興リカ / サンホワイト P-1 / ¥1,200(税抜)/ 50g
「ワセリン」は「石油」からできている!
「ワセリン」の原料は、なんと「石油」だそうです。
「石油」からできているとは 全く知らなかったので、肌に悪そうで 抵抗があると感じました
でも、調べてみると その心配は要らないようです。
そもそも「石油」自体が、地面の奥深くから掘り出した「自然素材」のものです。
さらに「ワセリン」は「石油」の不純物を取り除いて精製したものなので、実はとても 低刺激。
特に現代では「精製技術」が向上しているので、医薬品としても使われるほど「安全性」が高いのです。
『サンホワイトP-1』と 他の「ワセリン」との違い
「ワセリン」にも種類があり、その違いは「色」で わかります。
精製度の高いものほど 「白く透明」で、純度が低いものほど 「黄色」なのです。
黄色ワセリン
薬局で良く売られている「黄色(おうしょく)ワセリン」は、リーゾナブルで 手に入れやすいのが 良い点です。
その一方で 精製度の面では低く、ワセリンの中では不純物の含有量が多いとされています。
販売区分は「雑貨品」なので、「医薬品」「医薬部外品」としては売られていません。
また 純度が低い「黄色ワセリン」は 酸化しやすいので、「酸化防止剤」などの添加物 が入っていることが多いです。
普通肌の方は何の問題もなく使えると思いますが、アトピーや敏感肌の方は 刺激に感じてしまう場合があるかもしれませんね。
白色ワセリン
「白色(はくしょく)ワセリン」は、「黄色ワセリン」と比べると 少し値段が高めですが、その分 “精製度が高い” のが特徴です。
「医療用」としても使われているものなので、敏感肌の方でも 安心して使えますね。
「日本薬局方」表記のものは「第3類 医薬品」、それ以外のものは「化粧用油」として 販売されています。
サンホワイトP-1
『サンホワイトP-1』も「白色ワセリン」ではあるのですが、さらに精製を重ねた「最高純度」のものです。
「ワセリン」の中で 最も不純物が少なく、“品質” に安定性があります。
色は “透明がかった白” といった感じで、いかにも高純度。
「目のまわり」や「唇」といった デリケートな部分にも、安心して使えます。
ただし 「医薬品」ではなく「化粧用油」なので、病院では処方されません。
保険適用外なので 他の「医薬品」として販売されている「ワセリン」と比べると、少し割高ですね。
また『サンホワイトP-1』を購入できる店舗は、一部に限られています。
薬局に行っても 取り扱っていないところが多いので、「楽天」や「amazon」といったネットで購入するのが良さそうです。
『サンホワイトP-1』の効果的な使い方
スキンケアの最後に「保湿剤」として
『サンホワイトP-1(ワセリン)』には 乾燥を防ぐ効果がありますが、他の化粧品とは違って「肌の角質層」へは浸透しません。
肌表面を『油の膜』でコーティングをすることで、肌内部の「水分」が蒸発するのを防いでくれるのです。
その性質を活かすため、入浴後に「化粧水」や「乳液」でしっかり保湿した後に『サンホワイトP-1』で “蓋をする方法“ が、特におすすめです。
「美容液」や「クリーム」を使う際でも、お手入れのいちばん最後に『サンホワイトP-1』を使いましょう。
『サンホワイトP-1』を使う際の量は、顔全体に対して「お米1粒分」程度と ごく少量にするのがポイント
たくさん塗ってしまうと、逆に乾燥をまねいてしまうので 要注意です!
また「油」なので、温めるとのびて 肌にぴたっと密着します。
直接 肌にのせるのではなく、1度両手のひらで温めて なじませてから、うすーく顔にのせていきましょう。
「リップクリーム」として使う
『サンホワイトP-1』は「香料」や「着色料」を使っていないので、安心して「唇」にも使えます。
『油の膜』で唇の表面を保護するので、乾燥や皮むけを防いでくれるのです。
市販の「リップクリーム」の中には 唇に刺激を与えてしまうものもありますが、その点『サンホワイトP-1』なら 心配いりません。
また「はちみつ」と1対1で合わせた「唇パック」もおすすめ!
塗った後「ラップ」で覆って、10分ほど待てばOKです。
実際 冬場の乾燥で ガサガサだった唇が、プルプルによみがえったのに 感動しました
「アイクリーム」として使う
使う量は、お米1粒分の さらに半分程度。
皮膚が薄くて乾燥しやすい「目もと」も、『サンホワイトP-1』なら しっかり潤いを守ってくれます。
就寝前に「まつ毛ケア」として使っても、良さそうですね。
「花粉症対策」として使う
『サンホワイトP-1(ワセリン)』のバリア機能を活かして、鼻の中に塗ると「粘膜」を保護してくれます。
また「花粉」を『サンホワイトP-1』に吸着させることで、体内に入ってくるのを防ぎます。
鼻のかみ過ぎで赤くなって乾燥してしまう、鼻まわりの肌の保湿にもぴったりです。
『サンホワイトP-1』を使ってみた感想
『サンホワイトP-1』を肌全体に薄くのばすだけで、長時間しっかり保湿されているのを感じました。
目のまわりに『サンホワイトP-1』を重ねづけすると 乾燥ジワが気にならなくなったので、アイクリーム代わりとしても優秀です。
特におすすめな使い方は、“花粉症対策” として鼻の中に塗る方法。
これを塗ると塗らないとでは、花粉の吸いこみ方や、鼻まわりのかさつき感が明らかに違います。
全身にマルチに使えるので、もっと早くから使いたかったアイテムです。