1年前までは、自分にはまだ関係ないと思っていた “老眼”。
ところが ここ数ヶ月で急激に手元が見えづらくなり、ついに始まってしまったようです
まだ 裸眼でやり過ごしているのですが、老眼がこれ以上進むのは なんとしても食い止めたい!
そこで、『眼科医が考案!自宅でできる 老眼改善メソッド』というムック本を購入してみました。
Gakken HIT MOOK / 眼科医が考案!自宅でできる 老眼改善メソッド / 本部千博 / ¥1,300(税抜)
1日5分かけるだけでOKの『眼筋トレーニングめがね』が付いています。
点々と穴が開いた珍しい形だけれど、かけることで目の筋肉をほぐすのだそう。
このムック本を買う決め手になったのは、考案者の眼科医の先生が 60歳過ぎた今でも 実際に “老眼鏡いらず” だということ。
その先生が実践してきた『老眼改善メソッド』なら、試してみたいと思いました。
わたしたちの目に備わっているのが、カメラのレンズのような「水晶体」と、そのまわりの筋肉「毛様体筋(もうようたいきん)」。
「毛様体筋」が伸び縮みすることで、「水晶体」の厚さを調節して ピントを合わせています。
遠くを見るときは、「毛様体筋」が伸びて「水晶体」が薄っぺらく。
一方 近くを見るときは、「毛様体筋」が縮んで「水晶体」が分厚くなる メカニズムです。
“老眼” は、年齢を重ねるとともに 誰にでも起こりうる老化現象です。
◆加齢とともに硬くなる「水晶体」
若いころは弾力があり、柔軟に厚さを変えられた「水晶体」。
残念なことに、年齢を重ねるごとに 硬くなってしまいます。
硬くなった「水晶体」は、近くのものを見ても しっかりと厚みがでないので、目のピントが合わなくなるのです。
◆近くを見続ける生活での「毛様体筋」の疲労
パソコンやスマホなど、近くのものを長時間見続けることの多い 現代の生活。
常に緊張状態にある「毛様体筋」は、筋肉疲労を起こしてしまいます。
よって「水晶体」の厚さを変える力が衰えてしまうことで、近くが見えづらくなるのです。
◆使い方は 1日5分間 好きな時間にかけるだけ
老眼が改善しやすくなるという、穴の開いた『眼筋トレーニングめがね』。
使い方は 裸眼の状態で1日5~20分かけるだけなので、とても楽です。
かけている間は、テレビや本を見ていても お風呂に入っていてもOK。
めんどうくさがりな このわたしでも、今のところ続けられています。
◆硬くなった「毛様体筋」を柔軟に
実際にかけてみると、手元の小さい文字が 不思議なくらい読みやすい!
めがねをはずした後も しばらくは、視界がクリアに見えます。
ポイントは、レンズに空いた小さな穴。
そこから見ることで、「毛様体筋」を休ませながら 焦点を合わせることができる仕組みになっているのです。
継続して使うことで、凝り固まった「毛様体筋」をほぐし ピント調節機能がアップ。
老眼以外に、近視・乱視・疲れ目・ドライアイにも 効果が期待できます。
付属の冊子には、他にも「遠近ピントトレーニング」「新チベットホイール」「ホットアイネック体操」などの 老眼改善のメソッドが紹介されていました。
『眼筋トレーニングめがね』が目当てで購入しましたが、なるべく他のメソッドと組み合わせるようにして 試しています。
目の筋肉がほぐれるからか、終わった後には 目がスッキリ爽快に。
近くの文字が見えやすくなったのを実感しているので、これからも継続していきたいです。