「Himalaya Herbals(ヒマラヤ ハーバルズ)」という、コスメブランドをご存知ですか?
少しめずらしい「インド」のコスメブランドで、現地では とっても有名な “国民的コスメ” なのです。
「Himalaya(ヒマラヤ)」のコスメは『アーユルヴェーダ』の処方に基づいて作られていて、どれも 100%天然素材 & 無添加。
今回、ヒマラヤの商品の中でも 特に人気の「リップバーム」を試してみました。
ヒマラヤ ハーバルズ(Himalaya Herbals)/ リップバーム(Lip Balm)
唇に直接塗れる チューブタイプなので、便利。
「ニンジン種子油 (CARROT SEED OIL)」や「小麦胚芽油 (WHEATGERM OIL)」といった 天然由来のもので作られているので、安心感があります。
緩めのテクスチャーなのですが、しっかり保湿力があるので 乾燥する季節でも大丈夫そう。
オーガニックだけあって まったく刺激がなく、自然に潤う印象です。
そのうえ お値段がとてもリーゾナブルなところも◎!
インドだと60円ぐらい、日本でも 数百円で購入できます。
インドは、日本よりも乾燥している!
インドの気候というと、湿度が高くて ムシムシしているイメージ。
でも 実際は、“強烈な日差し” と “乾季” の影響で、日本よりも だいぶ乾燥しているのだそう。
だから インドコスメには、しっとり系の高保湿のものが 意外と多いのです。
「アーユルヴェーダ」とは、いったい何?
「アーユルヴェーダ」とは、インドの伝統的な『予防医学』のこと。
日々の生活習慣の中に「ヨガ」や「瞑想」「呼吸法」「オイルマッサージ」といった療法を取り入れることで、人々が “より若々しく より健康に暮らせること” を目的としています。
「アーユルヴェーダ」の世界では、人間の体を構成している「ドーシャ」という “生命エネルギー” が乱れると 病気になる、と考えられています。
「ドーシャ」は、「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」という3つの要素で成り立っており、これら3要素のバランスを整え 健康に導くことが「アーユルヴェーダ」なのです。
【ヴァータ(風のエネルギー)】
50歳以降の「中高年期」に多くなる。時間帯だと AM2:00~6:00、PM2:00~6:00。
●体内のヴァータが増えて バランスを崩すと…
落ち着きがない、集中力にかける、緊張やストレスを感じやすい、不安感が強い、便秘、肩こり、冷え、肌の乾燥など。
●ヴァータのバランスを整えるには…
温かい飲み物やお風呂でリラックスする、風にあたらないようにする、充分な睡眠をとる。
【ピッタ(火のエネルギー)】
25~50歳の「青壮年期」に多くなる。時間帯だと AM10:00~PM2:00、PM10:00~AM2:00。
●体内のピッタが増えて バランスを崩すと…
完璧主義者、攻撃的、感情の起伏がある、イライラする、汗をかきやすい、食欲旺盛、体臭が出やすいなど。
●ピッタのバランスを整えるには…
暑さを避け 体を冷ますことを心がける、水辺などの 自然の豊かなところでリラックスする。
【カパ(水のエネルギー)】
0~25歳の「幼少期・青少年期」に多くなる。時間帯だと AM6:00~10:00、PM6:00~10:00。
●体内のカパが増えて バランスを崩すと…
おおざっぱ、頑固、面倒くさがり、太りやすい、むくみやすい、寝すぎてしまうなど。
●カパのバランスを整えるには…
適度な運動を心がける、食べすぎないように注意する、早寝早起きを心がける。
高品質な ハーブを使用
「アーユルヴェーダ」では、“自然治癒力” を高めるために 古くから「ハーブ(生薬)」のパワーを活用してきました。
「ハーブティー」や「カレースパイス」として 体内に取り入れたり、「化粧品」や「マッサージオイル」として使用したり、その活用法は無限大!
「Himalaya(ヒマラヤ)」は、インド医薬品局の認定を受けている「アーユルヴェーダカンパニー」であり、製品には 効能が実証されたハーブを使用しています。
「Himalaya(ヒマラヤ)」のリップバームを使ってみて
使い始めは「安いわりには悪くない」という印象だったのですが、使い続けるうちに 唇の状態がじわじわ良くなっているのを感じました。
やはり 自然由来のものを使っているので “即効性” はないのですが、地味に効いているようです。
とにかく安いので、この品質を考えたら 大満足のコスパ。
日本製にはない感じのパッケージのデザインも、何気にかわいくて気に入っています。
気になる点をいえば、少し独特な甘い味がするところでしょうか。。
勝手な先入観で、今まで そんなに良いイメージを持っていなかった “インドコスメ”。
今回 このリップバームを試してみて、だいぶ印象が変わりました!